品質管理
qualitymanagement

「HACCP」に基づく衛生的な取扱い


芝浦と場で行われていると畜解体作業は、「HACCP」(危害分析重要管理点システム)に対応した衛生的な取扱いを行っています。食肉を衛生的に取り扱うための区域の設定、エアシャワーの設置などHACCPに基づいた施設の整備や作業については、手洗いやナイフの消毒など手順書に細かく定められています。作業の手順が守られているかどうかの確認や、毎月細菌検査を行うなど徹底しています。

マニュアルの作成


社歴関係なく全従業員が高いレベルで徹底できるよう、「衛生標準作業手順書」「標準作業手順書」の二つの詳細なマニュアルを作成し、必要に応じて改定を行います。

【衛生標準作業手順書】

製品使用目的の確認から、食品の品質低下防止、加工場及び冷蔵庫の温度管理など44頁38項目を設定。
「誰が、いつ、どこで、どのような処置をするか、その記録はどのようにするか」詳細を記載。

5S活動

整理:いらないものを撤去する
整頓:おく場所を決める
清掃:汚れをなくす
清潔:きれいな状態を保つ
習慣:習慣化する

基本3原則

殺菌、ウイルス、異物を持ち込まない(つけない)
殺菌を発生させない(ふやさない)
異物、雑菌などを排除する(やっつける)

【標準作業手順書】

加工室入室手順から、分割作業、金属探知機作業手順など40頁40項目を設定。
さらに項目ごとに、加工室入出手順は19工程、手洗い手順は9工程、除骨作業手順は24工程など詳細に作業工程を記載

加工から発送までの手順

1.枝庫
庫内では常時0℃に設定された中で、肉が保管され、消毒を行います。

2.カット場
脱骨工程と整形工程を中間受台で区分する分離生産とし、職人によってひとつひとつ丁寧にカットしています

3.真空包装
カットされた牛肉はすぐに1つずつ真空包装をされ、鮮度を保つようライン化されています

4.金属探知機
82℃のシュリンカー(温水槽)で熱処理されたのち、
2℃のチラー(冷水槽)でしっかり冷却し、赤外線による金属探知機を通ります。
5.計量
計量した商品はダンボールまたはサンテナーに入れ、商品冷蔵庫へと移動、保管します。

6.大型冷蔵庫および冷凍庫
貯蔵量45トンの冷蔵庫および貯蔵量10トンの冷凍庫は、コンピューター制御により冷蔵庫は0℃、冷凍庫は-18℃以下に保たれています。

7.配送
冷蔵装置付トラックにて、素早くお客様のもとへ『安心・安全・信頼』の商品をお届けしております。

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